「消費」から「正しい価値の交換」へ
消費至上の資本主義は「欲」を膨張させすぎました。その結果「人の価値」はあたかも獲得する貨幣の量で決められるような錯覚に、社会は陥りました。
子どもに愛情を注ぐことは、お金の対価を求めるからではありません。生きる目的は、貨幣を獲得することでもなければ、その量を競うことでもありません。子どもの笑顔は良心に、そして木は本能的感覚に働きかけ、その有機的な倫理を呼び覚ましてくれます。
私たちは、欲を満たすために消費するのではなく、価値のあるものを得るために正しい選択をする岐路に際しています。