ブランディング

【ブランディングデザイン】

すべては、子ども達への想いから。

その願いがあるからこそ、想いを実現するためのアウトプットが生まれてくる。

その熱があるからこそ、すべてが本質的に一貫した環境がつくりあげられる。

しかし、その想いが強ければ強い程、伝えることが難しい。

なぜなら、伝えたいことが多すぎるから。

あまたある長所と起伏ある情緒を伝えるためには

それを「一言」で表現し、「1分」で伝えられなければならない。

そうしないと、誰にも何も伝わらない。

広告という洗脳を打破し、人の心に響くコミュニケーションは成立しない。

そして、それを可能にするために必要なのは、

本当に大切なものは何か見つめ、IDとなる核ただ一つにフォーカスする

小さい勇気を持つこと。それができればそのデザインは

8割成功したと言っても過言ではない。

 

 

out3

f1

木育をコンセプトに設計された園舎のエントランスには、開園にあたって山から切ってきたサワラの木が

シンボルとしてコミュニティスペースを形づくっています。

 

 

1F_entrance1

《円形コミュニティスペース》

求心し合う自然な場。そこには、子ども達が夢中になっている本や、制作を行っている季節のテーマ、地域の子育て情報などが展示され、「こんにちは〜」「お帰りなさい〜」の次の言葉を誘発してくれる、人の距離を縮める機能を果たすことを願って。

 

1F_museum_1

《掲示物展示スペース》

成果物が飾られるということは、子ども達の”もう一回つくりたい”という創作意欲をかき立てるだけでなく、飾る保育者に対しても、より良い掲示の仕方を考え続ける環境をつくります。そして、保護者の方々に対しても子ども達を褒めるきっかけを与え、子育てが楽しくなるきっかけが生まれることを期待します。

 

 

takata_ent

《 空間設計 》

家具をつくることは、物質的な「モノ」をつくる訳ではなく、空間をデザインすることです。

その空間において、どういう環境を設定することが、子ども達のどういう体験につながるのか。

保育者はどのように、子ども達の想いに沿った環境を整えてけるのか。

そういう子どものことを皆で考え抜いた「想い」の結晶が家具となります。